アニメ業界に入るためのスキルを習得できる学校では、どんな授業が行われているのかを見て行きましょう。
まず、アニメーターになりたい人のための授業では、主に絵を描くことを学んでいきます。
学校に入る前までは、アニメを制作したことなんてないはずですから、パラパラマンガなどで絵が動く楽しさを実感するところから始めます。
その後、実際にもっと深いところまで描く練習をしていきます。
その時の鍵となる原画もきっちり描いていきます。
1年の終わりには、自分のキャラクターを思いのままに動かせるようになっているそうです。
アニメーターになる人は、アニメ制作者の中で、最も作画の授業が多いです。デッサンの授業が多いのです。
この授業では、とにかく量を書かせます。
そして、短時間でできあがるように指導します。
これは、瞬時に必要な線と不必要な線の取捨選択をする訓練です。
アニメーターになったら、毎日、時間との勝負で絵を描き上げていきますから、必要なことなのです。