アニメが好きで、業界で仕事がしたいという人は、意外なほど多くいます。
日本では、毎日のようにアニメが放送されています。
ドラマと同じように、次々に新しい作品が生み出されているのです。
そんな日常を過ごしていれば、ドラマ業界で仕事をしたいという人たちが増えるのと同じように、アニメ業界で仕事がしたいという人が増えるのも当然の流れです。
●アニメ業界の仕事と言えば
そんな、アニメ業界ですが、就職したいといっても、幅広い職種があります。
アニメーター、演出、監督、制作、ビデオメーカーへの就職、アニメイベント制作、雑誌編集者、声優、マネージャー、放送局への勤務、音響など様々です。
その中で、自分がどの仕事をしたいのか、どの仕事に適性があるのかを考えてみましょう。
「アニメの仕事がしたい!」というだけで、具体性がないと、採用する側の人の心には引っかかりません。
どこかのタイミングで、自分の進む方向性を決めておく必要があります。
決めたら、それに向かって努力するのみです。
ジャンルによって努力の仕方も違いますからね。
例えば、アニメーターや声優など、特筆すべきスキルが必要な人は、専門的な知識や技術を身に付けるために、学校に通うなどする必要があります。
授業の中で、実際の現場に出るまでに必要な知識を習得するのです。
アニメイベント制作や、雑誌編集者であれば、大学に進学するのが得策でしょう。
最近では、東京に限らず大阪や福岡にも学校はあります。
また、イベント制作のサークルに入ったり、文芸学科でフリーペーパーを作るなどすれば、就職に近づくのではないでしょうか。
●アニメ業界の就職に強い学校は?
自分が目指すべきところを設定することができたら、次は進学先選びです。
大学に行く人は、少しでもいい大学にいった方が、有名な企業に就職できる可能性が高まるのでいいと思います。
では、専門学校に行く人は、どんな基準で学校選びをすればいいのでしょうか。
学校選びをする際には、授業カリキュラム、講師陣、就職実績をチェックしましょう。
専門学校の中には、認可校と無認可校がありますが、無認可校は授業数も定められていないので、少なくなっている場合があります。
せっかく高いお金を出して進学するのですから、密度の濃い学生生活を送りたいですよね。
そして、講師陣。アニメ業界で実績を残している先生がいるかどうかをチェックしましょう。
アニメ業界の深いところまで、在学中に知るチャンスです。
運が良ければその先生が携わっている現場でお仕事をすることができるかもしれませんよ。